2010年4月30日 (金)

再読の夜

明日からゴールデンウィークかと思いきや、実は昨日からすでにゴールデンウィークだったのですね、知りませんでした。どーも、僕です。

寝付けない夜は、読書。昨夜は久しぶりに大崎善生さんの「孤独か、それに等しいもの」を手にとってみました。

短編集なのですが、最初の「八月の傾斜」を久々に読み直して、やっぱりこの人の文章はすごいと思いました。

また例のごとく「八月の傾斜」と「だらだらとこの坂道を下っていこう」からフレーズをちょっと書きますので、何も知りたくない方は読んだ後また来ていただければと思いますbook

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2010年1月31日 (日)

Sidewalk Talk

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”それは、言葉で説明できない分、動かしようのないものに思えた。”

これまでに何十冊もの小説を読んできた中で、深く考えず、一番印象に残っている話は何かと言われると、、、

本多孝好さんの『Sidewlk Talk』book

これは短編集の中のひとつの話で『I LOVE YOU』というアンソロジー形式の短編集に入っています。

I LOVE YOUは本多孝好さんのほかに、伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村抗(敬称略)と豪華な面々から成り、個人的には、伊坂幸太郎さんの『透明ポーラーベア』と永田永一さんの『百瀬、こっちを向いて』も好きな作品です。

初めてこの作品を読んだのは、2年半ほど前。

そのときの自分がそのときに読んだからこそ、一番印象に残るものになったんだと思います。

本だけでなく、すべての出会いは相性だけでなく、タイミングも重要ですよね。

金曜の23時。

残った先輩と珍しく、少し恋愛やら結婚やらの話をしたときにこの本を思い出しました。
※ラボにおいて、夜遅い・残りは2人・お互いがデスクワーク、こんな条件が揃うとまれに普段話さないような話をするという事態が起こります(笑)

何度読んでもやっぱりあのシーンは「くわーっ」って感じでいいです。

読んだことがない方は、何かの機会に読んでみてください。

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2010年1月18日 (月)

受験と図書委員会

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どうですか、この感じ?

いかにも爽やかそうでしょう(笑)?

前の記事に書いたとおり、買ってきましたストレートっぽい恋愛小説です。

現在1/3を読んだところですが、いい感じですよ。

軽快で、爽やかで、甘酸っぱい青春な香りがしますw

そして、今更ながらこれがシリーズもので実は3巻目だったということに気付きました;まあスターウォーズのエピソードなんちゃら的な感じで読むのも悪くないかなと思ってます。

「吉野北高校図書委員会3」は、高3の夏。進路に悩んだり、受験勉強を頑張っている姿も描かれています。

偶然にもこの週末がセンター試験だったんですよね。

受験生のみなさん、とりあえずですがお疲れ様です。

僕自身は高専というマイナー進路を歩んでいるため、実はセンターを受けておりませんし、がっつり受験勉強もしてません;

なので、大学受験を必死に頑張る人たちには心よりエール送りたいし、本当にすごいなーと思います。

受験を勉強ができるできないのレベルじゃなくて、いろんな経験として自分の中で消化できた人はきっとこの先強いんだろなーと思います。

まあそんな風に現実と本の中の受験生たちを想像していたらなんか自分も頑張らなきゃなーという気にちょっとなりました。こういうときは、自分は単純でよかったなーと思います(笑)

では、もう少しだけ失ったものを取り戻しに、小説を読みすすめようと思いますbook

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2010年1月16日 (土)

懐かしの小説と違和感

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ご存じの方も多いかと思われますが、こちらは村山由佳さんの『おいしいコーヒーの入れ方 Second Season 1 蜂蜜色の瞳』です。

このシリーズは一作目の『おいしいコーヒーの入れ方 キスまでの距離』から、なんと16年も続いている超ロングセラーシリーズです。出版当初、思春期真っただ中だった人たちは、今やアラサー。読んで「甘酸っぱいよねー」なんて言いづらくなっていくでしょうねw

物語のジャンルは、すごく簡単にいえば、笑いあり、涙あり?のハートフルラブストーリーです。最近は主人公も大学生生活も後半になり、登場人物も増え、様々な人間模様や人生観、恋愛観も織り交ぜられてきたような気もします。
ちょっとしたあらすじ等はウィキペディアでどーぞ。こちら。

10代もしくは20代でこれを読み始めた男子がいたら、かなりの高確率でくヒロインの「かれん」を好きになるという魔法の小説です(笑)

僕自身は高一の時初めて読みまして(もちろんかれんを好きになり)、続くなーと思いながら読み続けもう25歳;まあここまで続いているのもあり、ちょっとした楽しみになっています。

そして、昨日、文庫本の最新刊である「蜂蜜色の瞳」を読んでいたわけなんですが、何か違和感が。。。

以前よりも内容がガシっとこないような、文章が自分の上を撫でていくだけのような;

理由はいくつかあると思うのですが、

たぶん、こんなにストレートな恋愛小説を久々に読んだってことと自分自身が色恋沙汰から離れた期間が長くなったからというのが大きいと思うんですよね。

「~っていうのが恋愛の本質だとしたらどう?」みたいな恋愛論的なとも書かれているわけですよ。

日常的に真剣に恋愛の話なんかしませんもんで、実感がないから感情移入がうまくできないというか;

このことを今日先輩に話したら、

「お前は、修士号と引き換えにそれを失ったんだよ(笑)」

と言われましたw

しかし、あの違和感は、失ったものを取り戻すきっかけになるような気がなんとなくしたので、ちょっと爽やかな感じのストレートな恋愛小説でも読んでみようかと思いました(笑)

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2009年11月 7日 (土)

ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶

大崎善生さんの「ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶」の再読がかなり時間がかかりましたが、終わりました。

今回も「九月の四分の一」に引き続き、印象に残ったフレーズを記録していきたいと思います。

このドイツイエロー、もしくはある広場の記憶は九月の四分の一と対をなすような恋愛短編で、主人公はすべて女性で書かれています。

ストーリー自体を楽しむというよりは端々から伝わってくる言葉やメッセージを楽しむ類のものだと思うので問題ないかと思いますが、何も知りたくないという方はここで止まって読んでからまた来てください^^

では、僕の選んだフレーズをどーぞ。

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2009年9月19日 (土)

quatre septembre

秋、ですねー。

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、ってなんでもありの秋。

今日は読書の秋関連で、僕の最も好きな作家といっても過言ではない大崎善生さんの小説から恒例の印象に残ったフレーズを。

村上春樹の世界観は深すぎて正直よくわからない、でも最近流行っている小説は文学としての味わいが少ない。そんな風に感じている方がおられたら大崎善生さんはおススメです。

大崎さんの中にもおおーっ;と唸りたくなるすごい暗いようななんともいえないものもありますが、今回はかなり読みやすく、味わいもあるものを。

今回は四つの短編からなる「九月の四分の一」から。

一切、内容に関して知りたくないという方はここ止まりで、また読んだあと来ていただければと思います。

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